熱中症とは?
熱中症とは、身体が調節できる範囲の温度を越えて体温が上昇する為に多くの臓器が
障害を受ける状態の事です。
人は発汗により体温調節をしますが、犬は足の裏にしか汗をかきません。
急激な体外温度の上昇や激しい運動などで体内の熱が上がり、体温を適切な範囲に
調節できなくなる為に様々な臓器が機能不全を起こします。




症状
四肢や腹筋に痙攣が起きる、失神、めまい、脈が弱くなる、呼吸が速くなる(危険度1度)
嘔吐、意識障害、粘膜の蒼白(危険度2度)
自己温度調節の範囲を越える為に多臓器障害を起こす(危険度3度。最終的には
死に至ります)


応急処置の仕方
とにかく身体を冷やします。
身体に冷やしたタオルを乗せたり、身体に水をかけたり(←これが一般的)、
アイスノン(氷嚢)を身体に乗せるのが効果的です。
喉に冷たいタオルなどを当てて、頸動脈を冷やし、頭部への血液を冷やすのも良し。
しかし、これはあくまで応急処置ですので、必ず病院での診察を受けて下さい。


熱中症を防ぐ方法
普段から水分の補給を心がけてあげて下さい。
喉が渇いて水を欲すると言う事は、すでに脱水症状が始まっています。
そうなる前に水分を定期的に補給! 注意してあげて下さい。

尚、暑い場所と時間を避けるなどは避けてあげて下さい。
室内であっても、閉め切った部屋であれば、注意が必要です。
特に、車の中は温度が上昇しやすく、簡単に熱中症になります。
ほんの数十分だけ車を空ける、という場合も危険です(夏場は特に!)
車内のエアコンをかけておけば大丈夫、窓を開けておくから大丈夫、と考える方も
多いと思いますが、これはあまり効果はありません。
犬を車で留守番させる行為自体をやめましょう。

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