日本では現在、3頭に1頭がフィラリア症にかかっているそうです。
蚊から感染する病気なので、感染率が高く、初期症状も分かりにくい為、
「夏バテか何かで心配する必要はない」と軽く考えてしまいがちです。
発見が遅れると、手遅れになる事もあります。
感染前の予防
感染前に必ず診断(血液検査)を受け、予防しましょう。
寄生していない場合は、投薬による予防をします。
投薬時期は蚊の発生1ヶ月後から終息1ヵ月後までです。
投薬を始める時期は地域によっても違いますが、管理人:嵐火の住む大阪では
5月から10月までの毎月1回、薬を飲ませています。
投薬開始時期は獣医師と相談の上、決めましょう。
尚、感染した状態での投薬は、ショック状態となり、死亡するケースがあります。
私は、それでショック死した犬を知っていますので・・・・注意して下さい。
感染後の症状
初期症状は、元気がない・毛づやが悪い・食欲がない・食べているのに痩せている
などですので非常に分かり辛いです。
更に悪化すると、血尿・酷い咳・鼻汁・結膜炎(目が充血し、赤く炎症を起こして腫れ上がる)
脱毛などが代表的な症状です。
これらの症状が出ていたら、かなりの重症と思って下さい。
中には、運動中に失神したり、腹水が溜まって死に至る場合もあるそうです。
治療方法は、外科的な手術で寄生した親虫を取り除く方法と
内科的な投薬で親虫・幼虫を殺していく方法とがあるそうです。
この辺は、獣医師と相談して下さい。
因みに・・・・。
フィラリアの親虫とは。。。
白くて長くて非常に気持ちが悪いです。
成虫で10~30センチの糸状ですが・・・・。
大きいものでは1メートル弱の長さにもなるそうです。
こんなのが心臓(肺)の中にウジャウジャ・・・・・(汗)
これが・・・・心臓内部の親虫の写真です。
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